ニューヨーク貴金属市況=金は米雇用統計を受け、3営業日ぶり反落

2019/07/06 6:00:00

 週末5日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み下落。
 NY金は反落。本日発表された6月の米雇用統計で、景気動向を示す非農業部門就業者数が前月から大幅に回復し、市場予想も上回ったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)が今月末の連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利下げに踏み切るとの観測が後退し、年内の利下げ回数も想定を下回るとの見方が台頭したことを背景に、金利を生まない資産である金への資金流入が続くとの見方が後退したほか、米長期金利の上昇を受けてドル買い・ユーロ売りが優勢となり、ドル建てで取引される金の割高感が広がったため、一時は1400ドルの節目を割り込むなど、3営業日ぶりの反落となった。
 NY白金は金や米株価の下落に連れる格好で、一時は6月27日以来約1週間ぶりの安値を付ける大幅反落となった。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ