東京金は上伸、日中予想価格帯は4930円〜4960円

2019/07/11 9:16:06

 東京金は上伸。海外高をみた買いが入り、堅調に推移。国内市場は円高をみた売りや利益確定の売りに頭を押さえられましたが、7月末の米FOMCでの利下げ観測が強まったことを手掛かり材料に上値を試す展開となっています。
 今朝のNY金は1420ドル台で推移。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が10日の議会証言で米中貿易摩擦などを背景とした世界経済の減速懸念が引き続き景気見通しの重しになっているとの警戒感を表明したことから、金利を生まない資産である金は買われて上伸。また、同日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨でも早ければ次回の7月末会合での引き下げを想定したことが明らかとなり、対ユーロでのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いも入り上伸しました。
 ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、7月10日現在で前日比6.46トン増加の800.54トンと、7月1日以来の増加。昨年12月末と比べ2.87トン増加しました。

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