ニューヨーク貴金属市況=金は小幅続伸、低調な中国GDPに支えられる

2019/07/16 6:00:00

 週明け15日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み堅調。
 NY金は小幅続伸。中国国家統計局がこの日発表した今年第2四半期の国内総生産(GDP)は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同期比6.2%増と市場予想と一致。ただ、前期(6.4%増)から伸びが鈍化し、四半期ごとの数字を公表している1992年以降では最低となった。これを受けて中国の景気減速懸念が強まり、安全資産とされる金を買う動きが先行したが、ドルが対ユーロで堅調推移となり、ドル建てで取引される金の割高感が生じたことに上値は抑えられた。
 NY白金は4営業日続伸。新規の独自材料に乏しい中、欧州株価が堅調推移となったことを背景に買いが先行。一時は約2週間ぶりに850ドルを回復したが、その後は対ユーロでのドル高基調などを背景に上げ一服となった。

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