ニューヨーク貴金属市況=金はドル高を背景に反落

2019/07/24 6:00:00

 23日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は反落。英国の次期首相にジョンソン氏の就任が決まり、欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」の懸念が強まったうえ、本日発表された6月の米中古住宅販売件数が市場予想を下回り、4カ月ぶりのマイナスを記録したことから、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な資産とされる金を買う動きが先行し、一時は続伸となっていた。ただ、その後は欧州中央銀行(ECB)による利下げ観測が浮上していることを背景に、ドル高・ユーロ安が先行したため、ドル建てで取引される金の割高感が広がり反落となった。
 NY白金は米株価の上昇に連れる格好で10営業日続伸となったものの、短期的な買われ過ぎ感に対するテクニカル売りに上値重い展開となった。

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