ニューヨーク貴金属市況=金は小反発

2019/07/25 6:00:00

 24日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み上昇。
 NY金は小反発。引き続き米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が根強いことで、金利の付かない金を買う動きが優勢となったうえ、英国の新首相に就任したボリス・ジョンソン氏が24日、「10月31日に欧州連合(EU)を離脱するという約束を果たす。たらればはない」と言明したことから、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な資産とされる金を買う動きが強まり反発。ただ、ユーロ圏の景況感を示す指標が市場予想を下回ったことで、欧州中央銀行(ECB)も利下げに踏み切るとの見方が強まり、ドル高・ユーロ安に振れていることで、ドル建てで取引される金の割高感が広がったため、上げ幅は限定的となった。
 NY白金は金やパラジウムの上昇に連れる格好で、一時は5月7日以来約2カ月半ぶりの高値を付ける11営業日続伸となった。

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