ニューヨーク貴金属市況=金はNEC委員長発言を受け、反発

2019/07/27 6:00:00

 週末26日のニューヨーク貴金属市場は、金を除き続落。
 NY金は反発。カドロー米国家経済会議(NEC)委員長は26日、来週に上海で再開する米中通商協議について、重要な合意が得られるとは予想していないと表明したことから、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な資産とされる金を買う動きが優勢となり反発。ただ、本日発表された今年第2四半期の米国内総生産(GDP)・速報値が市場予想を上回り、ドルが対ユーロで堅調となったため、ドル建てで取引される金の割高感が広がり上値重い展開となった。
 NY白金は前日に5月1日以来約2カ月半ぶりの高値を付けるなど、最近の買われ過ぎ感に対するテクニカル売りや、週末を控えたポジション調整の売りに続落となった。

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