ニューヨーク貴金属市況=決め手材料に欠けるなか、金は小幅続伸

2019/07/30 6:00:00

 週明け29日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み上昇。
 NY金は小幅続伸。本日は主要な米経済指標の発表がなく決め手材料に欠けるなか、ニューヨーク取引は1トロイオンス=1420ドル付近で始まった後も、明日から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)や、閣僚級の米中通商協議の結果待ちのムードが漂い、積極的な商いを見送る向きが目立った。FOMCでは0.25%の利下げが見込まれているが、声明でその後の金融政策の方向性が示されるかに注目が集まっている。
 NY白金は大幅高。新たな材料ではないものの、南アフリカの鉱山会社と労働組合の賃金交渉の先行きに対する警戒感や、同国の国営電力会社エスコムの債務問題などを手掛かりに買う向きが見受けられ、880ドル台を回復した。しかし、25日高値(889.70ドル)に届かず、引けに掛けて値を削った。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ