ニューヨーク貴金属市況=金は続伸、1440ドル台

2019/07/31 6:00:00

 30日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は続伸。本日から再開された米中閣僚級貿易協議に絡んで、トランプ米大統領が「中国が米農産物を購入する気配はない。中国の問題点は約束を果たさないことだ」とツイッターに投稿。「私が大統領に再選された場合、条件はもっと厳しくなる」とも述べ、中国に対する圧力を強めたため、通商合意への期待が後退。また、ホルムズ海峡の航行の安全確保を目的とする有志連合への参加について、米国が日本などの同盟・友好国に31日までの返答を求めたと報じられたことで、中東地域の地政学的リスクが改めて意識されたことも金相場を支援。一時1トロイオンス=1440ドル台まで上昇した。
 NY白金は反落。米中通商協議の先行き不透明感に加え、英国が欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」に踏み切るとの警戒感から、欧米株が下落。これを嫌気した売り物が先行する展開となった。

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