NY金は上伸、安全資産として買われる

2019/07/31 8:39:57

 今朝のNY金指標12月限は1440ドル台で推移。米中貿易摩擦を巡る懸念が再燃し、欧米の主要株価が下落したことから、金は安全資産としての買いが入り上伸。ただ、米FOMC声明発表やパウエルFRB議長による記者会見を控えて様子見姿勢も強く、買い一巡後は伸び悩む動きとなりました。
 米中両政府は30日、中国・上海で閣僚級の貿易協議を再開。2日間の会合では、中国の貿易慣行是正のほか、中国による米国産農産物の購入拡大や中国通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)に対する米制裁の緩和などが話し合われる見通しですが、トランプ米大統領は同日のツイッターで、中国は来年秋の大統領選挙の結果を待っているとの見方を示した上で、「私が勝利すれば、ディール(取引)はもっと厳しい内容になる」と警告。トランプ氏の発言で貿易摩擦長期化を巡る懸念が改めて意識されました。

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