ニューヨーク貴金属市況=金は大幅続伸、一時約6年3カ月ぶり高値

2019/08/06 6:00:00

 週明け5日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み上昇。
 NY金は大幅続伸。5日の上海外国為替市場の人民元相場が、対ドルで1ドル=7元台と約11年3カ月ぶり安値圏に下落。これに対し、トランプ米大統領がツイッターで「為替操作だ」と批判。米中両国の対立がさらに激化するとの不安が広がったほか、香港での大規模ストや英国の欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」への懸念など、国際情勢を取り巻く不透明感も投資家のリスク回避姿勢を強める要因となり、安全資産とされる金は買われやすくなる格好。また、この日発表された7月の米供給管理協会(ISM)非製造業景況指数が2年11カ月ぶり低水準となったことも金の上げ足を強め、一時は1481.80ドルまで上昇。2013年5月3日以来およそ6年3カ月ぶり高値を付けた。
 NY白金は反発。金が大幅高となったことに連れたものの、対ユーロでのドル安基調や世界的な株価の急落に圧迫されたためか、上値は重くなった。

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