ニューヨーク貴金属市況=金は4営業日続伸、1500ドルを回復

2019/08/08 6:00:00

 7日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除いて大幅高。
 NY金は4営業日続伸。米中貿易摩擦の激化や世界経済の先行き不透明感などを背景に、投資家がリスク回避姿勢を強めていることで安全資産とされる金が買われやすくなっている最近の流れを継続する中、トランプ米大統領がツイッターで、連邦準備制度理事会(FRB)は「より大きな幅でより速いペースで」利下げする必要があると改めて主張。これを受けてドル安につながる利下げへの期待感が広がったことから、金買いの流れはますます加速。2013年4月12日以来およそ6年4カ月ぶりとなる1500ドルの大台回復を達成した。
 NY白金は大幅反発。金の大幅上昇に追随したほか、米中貿易摩擦激化などを背景に大幅安となっていたNYダウ平均が、安値から急速に切り返したことも買いを誘った模様。

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