ニューヨーク貴金属市況=金は売り買いが交錯する中、小幅続落

2019/08/10 6:00:00

 週末9日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除いて軟調推移。
 NY金は小幅続落。前日の清算値(終値)確定後の電子取引でテクニカル的な買いが入ったほか、米政権が中国通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)に対する制裁緩和を先送りしているとの報が伝わったことも投資家のリスク回避姿勢を強めたため、安全資産とされる金が買われた流れを引き継ぐ中、この日もトランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)に1.0%の大幅利下げを要求しており、金利を生まない資産である金を依然下支える格好。一方で、週末要因によるポジション調整的な売りなどが入ったことから売り買いが交錯する中、清算値は小幅マイナスで確定した。
 NY白金も小幅続落。欧州株価の下落や金の軟調推移を眺めて売りが先行。ただ、大幅安となっていた米株価が安値から切り返したことを背景に下げ渋る格好となった。

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