ニューヨーク貴金属市況=金は世界経済の先行き懸念が強まり反発

2019/08/15 6:00:00

 14日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は反発。ドイツや中国の経済指標が低調な内容となったことに加え、米債券市場では長期金利の指標である10年物米国債利回りが急低下し、2年債利回りを下回ったことで、景気後退の予兆とされる「長短金利の逆転現象」が出現。逆転は住宅バブル崩壊が始まった2007年6月以来となったことなどを背景に、世界経済の先行き懸念が強まったため、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な資産とされる金を買う動きが強まったことから反発となった。
 NY白金はパラジウムや欧米株価の下落に連れる格好で続落となった。

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