東京貴金属市況=金が急反発、白金は反落

2019/08/26 15:35:06

 週明け26日の東京貴金属市場は、金が急反発、白金は反落。
 前場の東京金は、先週末のニューヨーク金先物相場が米中貿易摩擦の激化などを背景に上昇したことや、その後のニューヨーク時間外の一段高を受け、寄り付きから買いが膨らみ、先限継続足で上場来高値を更新して始まった。その後も円相場が朝方の水準から軟化したことを眺めて堅調地合いを維持して引けた。市場関係者は「米中両国による報復関税の応酬を受け、投資家のリスク回避姿勢が広がっており、安全資産とされる金には逃避目的の資金が流入しやすい。米中対立解消のめどが立たないなか、こうした状況がしばらく続く可能性がある」としている。
 白金は為替の円高を受けて反落も、ニューヨーク時間外高を眺めた買いなどにより安値から外れて引けた。

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