ニューヨーク貴金属市況=金は3営業日続落

2019/09/10 6:00:00

 週明け9日のニューヨーク貴金属市場は、銀を除き軟調。
 NY金は続落。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が前週末にスイスで開かれた討論会で「景気拡大の持続に向け、適切に行動する」と発言し、今月17、18日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測が強まったものの、景気後退は予想していないと発言した。また、中国政府が預金準備率引き下げを通じた新たな景気下支え策を発表したことで、投資家のリスク回避姿勢が和らぐ格好となり、安全資産としての「金」に下押し圧力が強まった。一時1トロイオンス=1505.50ドルまで下落した。しかし、売り一巡後はテクニカル買いに支援され下げ幅を縮小。1510ドル台を回復する動きとなった。
 NY白金は続落。5日に一時1000ドルの大台に乗せたことで、買い過剰感が台頭し、利益確定売りが膨らんだ前週の流れを引き継ぐ展開。一時950ドルを割り込んだ。

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