東京貴金属市況=金、白金ともに続伸

2019/09/12 15:42:56

 12日の東京貴金属市場は、金、白金ともに続伸。
 前場の東京金は、為替の円安を受けて買い先行で始まり、その後はニューヨーク時間外と円相場が小幅な動きにとどまったため、プラスサイドで決め手を欠いた。後場は今晩の欧州中央銀行(ECB)理事会を前にした断続的な買いがみられやや上げ幅拡大、堅調な動きのなかで大引けた。市場筋は「トランプ米大統領が、対中関税率の30%への引き上げを10月1日から15日に先延ばしすると発表したことで、リスク回避姿勢が後退し安全資産のドル建て金の地合いは軟化したが、国内金は円安が下値を支えた。その後は本日のECB理事会での金融緩和期待が買いを誘い続伸歩調となった」と語った。
 白金は続伸。ニューヨーク時間外高や為替の円安に支援され、プラスサイドで取引された。

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