ニューヨーク貴金属市況=金は反落、1500ドルを割り込む

2019/09/14 6:00:00

 週末13日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み下落。
 NY金は反落。前日に欧州中央銀行(ECB)が金融緩和に舵を切ったことに加え、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも追加利下げが予想されるなど、主要中銀の金融緩和の流れが加速するとの見方から、プラス圏で推移する場面がみられた。しかし、本日発表された米小売売上高が予想を上回ったことで、米経済の先行き警戒感が和らいだほか、米中通商協議進展への期待も広がり、安全資産としての「金」に売り圧力が強まり、マイナス圏に転落。米国債利回りの上昇傾向が続いていることも圧迫材料となり、清算値(終値)は1トロイオンス=1500ドルを割り込んだ。
 NY白金は反落。米中通商協議進展期待から欧米株が上昇しているため、これを手掛かりに買われる展開。しかし、金相場が地合いを緩めたため、値を消す格好となり、清算値(終値)は小幅ながらマイナス圏に転落した。

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