ニューヨーク貴金属市況=金は反落、前日の清算値確定後の流れを継続

2019/09/20 6:00:00

 19日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は反落。前日の清算値(終値)確定後に、米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決定。しかしFOMC後に公表された経済・金利見通しでは、今回の会合で利下げが打ち止めになることが示唆されたほか、FOMC声明やパウエルFRB議長の記者会見でも今後の金融政策について明確な道筋が示されなかったため、市場には失望感が広がって金利を生まない資産である金が売られた流れをこの日も継続。ただ、FOMCを消化したことで材料出尽くし感が漂う中、サウジアラビアの石油施設攻撃をきっかけに米国とイランの対立が激化していることで安全資産とされる金の下値は堅く、一段の売りにはつながらなかった。
 NY白金は反発。欧州株価の堅調推移に支えられたほか、同じ白金系貴金属であるパラジウムが大幅高となったことにも支援され、水準を切り上げる展開となった。

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