ニューヨーク貴金属市況=低調な米指標を受けて金は反発

2019/10/02 6:00:00

 1日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は反発。取引序盤には、ドル相場の堅調推移や米国の長期金利上昇を手掛かりに、一時1トロイオンス=1460ドル台半ばまで水準を下げた。しかしその後は、本日発表された9月の米ISM(供給管理協会)製造業景況指数が47.8と、前月の49.1から悪化、2009年6月以来の低水準に落ち込んだほか、9月の米建設支出も予想から下振れしたため、米国経済の先行き懸念が再燃。ドル相場が下落に転じたことや、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げを迫られるとの思惑も浮上したため、金相場は一転して買い優勢となり、一時1490ドル台前半まで切り返した。
 NY白金は続落。弱気の米経済指標や欧米株価の下落を眺めた売り物が先行。一時880ドルを割り込んだ。しかし、ドル相場が下落に転じたことが下支えとなり下げ幅を縮小した。

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