東京貴金属市況=金が続落、白金は反発

2019/10/08 15:34:43

 8日の東京貴金属市場は、金が続落、白金は反発。
 前場の東京金は、7日のニューヨーク金先物相場が米中貿易協議を控えた持ち高調整などに下落したことを受け、売り先行で始まった。その後はニューヨーク時間外安と円相場の軟化の強弱材料が交錯するなか、決め手を欠いた。後場は概ね軟調に推移し、続落しての大引けとなった。市場筋は「10日から予定される米中の閣僚級貿易協議を見極めたいとの雰囲気が強いなか、手じまい売りに下押した。両国から楽観的な材料がもたらされたため、通商協議の結果をめぐる警戒感が和らぎ、株が買われゴールドは売られた」と指摘した。
 白金は反発。小高く始まった後、ニューヨーク時間外の下げ渋りや円の弱含みを眺め、上げ幅を拡大した。

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