東京貴金属市況=金が概ね小反落、白金は小幅まちまち

2019/10/18 15:43:43

 週末18日の東京貴金属市場は、金が概ね小反落、白金は小幅まちまち。
 前場の東京金は、17日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル安などを背景に上昇したことを受け、やや買い優勢となり小幅高の水準で取引された。後場は週末のポジション調整売りがみられ軟化し、結局期先は小反落となった。市場筋は「英国と欧州連合(EU)が合意した修正離脱案をめぐり、19日に予定される英議会の採決を見極めたいとの雰囲気が強く、方向性が示されることはなかった。新たな離脱案に関しては、英国の野党だけでなく与党・保守党内からも批判が出ており、議会で承認が得られるか不透明。承認されなければ、再びユーロが下落しドル建て金の地合いは軟化することになるだろう」と指摘した。
 白金はNY高を好感し買いが先行した後、戻り売りがみられ小幅まちまちで大引けた。

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