ニューヨーク貴金属市況=金は続伸、1500ドル台回復

2019/10/25 6:00:00

 24日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み上昇。
 NY金は続伸。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で政策金利の据え置きと、11月から月200億ユーロのペースでの資産買い入れ再開を決定した。市場予想通りであったものの、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では追加利下げが決まるとの見方から、世界的な金融緩和の流れが加速するとの思惑が浮上。金利を生まない金相場の押し上げ要因となった。また、ドラギECB総裁が記者会見で、ユーロ圏経済の下振れリスクとインフレ圧力の弱さに言及したことも、金買いを誘った。本日発表された米経済指標は強弱まちまちとなり、決め手材料にはならなかった。
 NY白金は続伸。前日の強地合いを引き継いで、一時930ドル台に乗せたものの、その後は利益確定の売り物が入り、上げ幅を縮小した。

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