ニューヨーク貴金属市況=金は米中貿易摩擦緩和への期待感が後退し反発

2019/11/07 6:00:00

 6日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み反発。
 NY金は反発。米政府高官は6日、当初は今月中旬にチリでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ予定されていた、トランプ米大統領と習近平・中国国家主席の米中首脳会談での、「第1段階」の通商合意の署名が12月にずれ込む可能性があると明らかにしたことを背景に、米中貿易摩擦緩和への期待感が後退したため、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な資産とされる金を買う動きが先行したほか、前日の売られ過ぎ感に対するテクニカル買いが優勢となり反発となった。
 NY白金は小反発。金やパラジウムの上昇に連れる格好で反発となったものの、前日まで史上最高値の更新が続いていた米株価が本日は伸び悩んだことで、上げ幅は限定的となった。

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