ニューヨーク貴金属市況=金は一時10ドル超下落も、その後切り返す

2019/11/19 6:00:00

 週明け18日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み堅調。
 NY金は反発。米政府当局者が相次いで中国との貿易協議について楽観的な見方を示し、これを受けて安全資産とされる金が売られた前週末の流れを引き継ぎ、一時は前日比で10ドル超下落する場面もあった。しかしその後は、中国政府が米国との通商合意をめぐり悲観的なムードになっていると一部米メディアが報じ、米中貿易協議に対する楽観的な見方が急速に後退したため、金は安値から切り返す格好。プラス圏に浮上して清算値(終値)は確定した。トランプ米政権はこの日、中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)に対する米製品の禁輸措置猶予期間を再び90日間延長したが、相場の反応は鈍かった。
 NY白金は4営業日続伸。前週末までの上昇に対する反動で利益確定の売り物に押される場面もあったが、その後は一部米メディアの報道を受けて金が急速に切り返したことを眺めて買い戻され、小幅ながらもプラス圏に浮上した。

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