ロンドン貴金属市況=金は米中協議の進展期待が後退し小幅高

2019/11/29 6:00:00

 28日のロンドン貴金属市場は、総じて堅調。
 LD金は小幅高。トランプ米大統領は27日、香港の自治と人権の擁護を目的とする「香港人権・民主主義法案」に署名した。これに対し、中国外務省の耿爽副報道局長は28日の記者会見で「中国は必ず断固反撃する」と警告。中国の対応次第では協議が行き詰まる恐れもあるとの見方が強まったことを受け、米中貿易協議の進展に対する期待感が後退し、相対的に安全な資産とされる金を買う動きが優勢となり堅調な値動きとなった。ただ、中国が具体的な報復措置には触れなかったことに加え、米国が「感謝祭」の祝日で休場となっていることから、上げ幅は限定的となった。
 LD白金はパラジウムの上昇に連れる格好で堅調となった。

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