ニューヨーク貴金属市況=手掛かり材料に欠けるなか、金は反発

2019/12/06 6:00:00

 5日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は反発。前日にはトランプ米大統領が中国との通商協議について「協議は極めて順調に進捗している。どうなるか様子を見たい」と述べたことで、投資家のリスク選好姿勢が強まり、安全資産としての「金」が売られたものの、具体的な協議内容が明かされなかったため、通商合意への懐疑的な見方が浮上し、金は買い戻される展開。一時1トロイオンス=1480ドル台半ばまで上昇した。その後は、新たな決め手材料に欠けるなか、明日の米雇用統計を待ちたいとの思惑もあり、概ね1480ドル台前半でもみ合う格好となった。
 NY白金は続落。前日の弱地合いを引き継ぐなか、テクニカル売りが誘われ一時880ドル台まで売られた。しかし売り一巡後は、金相場の堅調に連れる格好で下げ幅を縮小した。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ