東京貴金属市況=金が続伸、白金は小幅続伸

2019/12/13 15:41:14

 週末13日の東京貴金属市場は、金が続伸、白金は小幅続伸。
 前場の東京金は、12日のニューヨーク金先物相場が下落したものの、為替の円安を受け買い優勢で始まった。その後も水準を切り上げるなど堅調に推移。後場はプラスサイドでもみ合い、本日の高値圏からやや外れる形で大引けた。市場筋は「米中貿易協議が第1段階の合意に達し、トランプ政権が15日に予定していた対中制裁関税第4弾の発動は見送られる見通しとなった。これを受けて投資家のリスク選好姿勢が強まり、安全資産とされるゴールドは弱含んだ。また、英総選挙で与党・保守党が過半数を獲得するとの報を受け、同国の欧州連合(EU)離脱をめぐる懸念が後退していることも圧迫要因となった。ただ、大幅な円安と銀やパラジウムなど他の貴金属の堅調地合いを背景に国内金は続伸した。いろいろなことが入りまじる一日だった」と語った。
 白金は小幅続伸。ニューヨーク高や円安を支援にプラスサイドで始まった後、利食い売りが膨らみ上げ幅を縮小させて大引けた。

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