ニューヨーク貴金属市況=金はリスク回避姿勢が後退し小反落

2019/12/17 6:00:00

 週明け16日のニューヨーク貴金属市場は、金を除き上昇。
 NY金は小反落。米中両政府は13日、貿易協議の「第1段階」で正式合意したと発表。米中両国は互いに15日に予定していた制裁・報復関税の発動を見送ったことを受け、世界的な景気減速への懸念が後退したほか、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表やカドロー米国家経済会議(NEC)委員長が「中国への輸出が倍増する」と強調したことを受け、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な資産として買われていた金を売る動きが優勢となり反落。ただ、引き続きトランプ米大統領の弾劾への懸念が高まっていることから下げ渋り、下げ幅は限定的となった。
 NY白金はパラジウムや米株価の上昇に連れる格好で反発となった。

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