ニューヨーク貴金属市況=金は強弱材料が交錯し、前日水準

2019/12/18 6:00:00

 17日のニューヨーク貴金属市場は、金を除き反落。
 NY金は前日水準。カドロー米国家経済会議(NEC)委員長は16日、米中貿易協議について「第1段階の交渉は完全に終わった」と強調したことを受け、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な資産として買われていた金を売る動きが見られる一方、トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐる弾劾訴追案が18日にも下院本会議で可決される見通しとなっているほか、英国で欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」に匹敵する大混乱が生じる恐れがあることなどを背景に、投資家のリスク回避姿勢が広がり、安全資産の金買いが見られるなど強弱材料が交錯し、前日水準でのもみ合いとなった。
 NY白金はパラジウムの下落に連れる格好で反落となったものの、米株価の上昇に下支えられ、下げ幅は限定的となった。

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