ニューヨーク貴金属市況=金は米中貿易協議の進展期待などから反落

2019/12/21 6:00:00

 週末20日のニューヨーク貴金属市場は、銀を除き下落。
 NY金は反落。本日発表された11月の米個人所得や12月の米ミシガン大学消費者信頼感指数・確定値が市場予想を上回ったことから、ドルが対ユーロで堅調に推移し、ドル建てで取引される金の割高感が強まったことに加え、トランプ米大統領が20日、中国の習近平国家主席と通商面や香港及び北朝鮮の問題について協議し、「前進した」と述べたことを背景に、米中貿易協議の進展期待が高まり、投資家のリスク回避姿勢が後退したため、相対的に安全な資産として買われていた金を売る動きが優勢となり反落となった。
 NY白金はパラジウムの急落に連れる格好で、一時は10日以来の安値を付ける続落となった。

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