ニューヨーク貴金属市況=低調な米経済指標を眺めて金は反発

2019/12/24 6:00:00

 週明け23日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み上昇。
 NY金は反発。本日発表された11月の米耐久財受注が予想外のマイナスとなったほか、米新築住宅販売件数も予想から下振れした。これを受けて、ユーロ・ドル相場でドルが軟化したため、ドル建て金相場に相対的な割安感が浮上。1トロイオンス=1490ドルに迫った。その後は、利益確定売りに伸び悩んだものの、清算値(終値)確定後の取引で地合いを引き締め、一時1490ドル台を回復した。市場筋は「トランプ米大統領が前週、中国との「第一段階」合意について楽観的な見通しを示したが、市場では確実な署名の報を待ちたいとの見方が強い」と指摘した。
 NY白金は大幅反発。前週末の下落を受けた安値拾いの買い物が入るなか、米株価が大幅高で推移したことも支援要因となり上げ幅を拡大、一時940ドル台を回復した。

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