ニューヨーク貴金属市況=金は続伸、2カ月ぶり高値

2019/12/27 6:00:00

 26日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み続伸。
 NY金は続伸。24日に1トロイオンス=1500ドル台に乗せたことで、テクニカル買いが誘われた流れを本日も継続。一時1517.40ドルまで上昇し、11月1日(1519.00ドル)以来、約2カ月ぶりの高値圏に浮上した。中国商務省の高峰報道官が26日、米中貿易協議の「第1段階」合意に向けて米国側と引き続き密接に連携しており、両国が現在も署名前に必要な手続きを進めていると述べた。24日にはトランプ米大統領が「われわれは署名を望んでいるためより迅速に署名を行うだろう。合意は完了している。文書を作成中だ」と述べており、米中貿易摩擦への懸念が後退したことで、コモディティ全般の需要が拡大するとの思惑も金相場を支えているとみられる。
 NY白金は続伸。ナスダック総合指数が史上最高値を更新したほか、ニューヨークダウ平均も最高値圏で推移しており、工業用需要の拡大期待から買われる展開。一時960ドル台に乗せた。ただその後は、利益確定売りに上げ幅を削る動きとなった。

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