ニューヨーク貴金属市況=金は6営業日続伸、一時1530ドルに迫る

2020/01/01 6:00:00

 年末31日のニューヨーク貴金属市場は、銀を除いて上昇。
 NY金は6営業日続伸。年末年始休暇入りしている市場参加者が多いことで、商いは薄く値が飛びやすくなる中、対ユーロでのドル安基調を背景にドル建てで取引される金の割安感が生じて上値を伸ばし、一時は1529ドルまで上昇。約3カ月ぶり高値圏となる1530ドルの節目に迫ったが、その後は買い過剰感の高まりなどから利益確定売りが出たほか、米中貿易協議進展期待の根強さにより安全資産とされる金を売る向きもあったためか、伸び悩む格好となった。
 NY白金は続伸。同じ白金系貴金属であるパラジウムが大幅高となったことに追随し、一時は約4カ月ぶり高値水準となる990ドル台まで上昇。ただ、買い一巡後は買われ過ぎとの見方から利益確定売りが出て、上げ幅を削る格好となった。

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