ニューヨーク貴金属市況=金は8営業日続伸、約4カ月ぶり高値水準に

2020/01/04 6:00:00

 週末3日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み続伸。
 NY金は8営業日続伸。中国の金需要回復期待などを背景に地合いを引き締めた前日までの流れを継続する中、米国防総省がトランプ大統領の指示で、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したと発表。これを受けて中東地域の地政学的リスクが強まり、安全資産とされる金の魅力が高まったことからさらに買われやすくなる格好。昨年12月の米供給管理協会(ISM)製造業景況指数が10年半ぶり低水準となったことも金買い要因となり、約4カ月ぶり高値水準となる1550ドル台まで大きく値を伸ばした。
 NY白金は4営業日続伸。中東情勢の緊迫化などを背景に金が大幅高となったことに追随。一時は昨年9月5日以来となる1000ドルの大台回復を達成したが、その後は買い過剰感などから利益確定売りが入ったほか、米株価の大幅安にも圧迫されて上げ幅を削った。

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