ニューヨーク貴金属市況=金は6年8カ月ぶりの高値を付ける9営業日続伸

2020/01/07 6:00:00

 週明け6日のニューヨーク貴金属市場は、白金を除き続伸。
 NY金は9営業日続伸。米軍がイラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官を殺害したことを受け、イランは5日、「軍事施設」への報復を宣言。さらに2015年の核合意で定められたウラン濃縮制限を順守しないことも宣言したことに対し、トランプ米大統領はイランが報復すれば、「迅速かつ完全に反撃する」と表明。両国の対立が軍事衝突に発展するのではないかとの懸念が強まり、投資家のリスク回避姿勢が広がったことから、相対的に安全な資産とされる金を買う動きが先行し、一時は2013年4月以来約6年8カ月ぶりの高値を付ける9営業日続伸となった。
 NY白金は5営業日ぶり反落。金やパラジウムの上昇に連れる格好で、一時は前週末に続いて1000ドルの大台を試す場面も見られたが、買い一巡後は最近の買われ過ぎ感に対するテクニカル売りが優勢となり、5営業日ぶりの反落となった。

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