ニューヨーク貴金属市況=金は安全資産の買いが継続し、10営業日続伸

2020/01/08 6:00:00

 7日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み上昇。
 NY金は10営業日続伸。本日発表された昨年12月の米ISM(供給管理協会)非製造業景況指数が市場予想を上回ったことから、ドルが対ユーロで堅調に推移し、ドル建てで取引される金の割高感が広がり、取引序盤は反落となっていた。ただ、その後はイラン国会が7日、米軍によるイラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官殺害を受け、全ての米部隊を「テロリスト」に指定する法案を可決したことを背景に、米・イラン間の対立激化への警戒感が強まり、投資家のリスク回避姿勢が広がったことから、相対的に安全な資産とされる金を買う動きが先行し、前日に続き一時は2013年4月以来約6年8カ月ぶりの高値を付ける10営業日続伸となった。
 NY白金はドル高や米株価が軟調に推移していることから、取引序盤は続落となっていたものの、その後はパラジウムが史上最高値を更新したほか、金もプラス圏を回復したことを受け反発となった。

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