東京貴金属市況=金が急反落、白金は続落

2020/01/09 15:44:32

 9日の東京貴金属市場は、金が急反落、白金は続落。
 前場の東京金は、8日のニューヨーク金先物相場が中東情勢の緊迫化に対する警戒感の後退を背景に下落したため、売り優勢の取引となった。後場は下げ渋ったものの、戻り足は鈍く概ね軟調推移を強いられた。市場筋は「トランプ米大統領が8日、イランによる駐留米軍基地に対する弾道ミサイル攻撃を受けた後、軍事力を行使したくはないとイランへの報復攻撃に否定的な考えを示したことと、ミサイルの直接攻撃を受けながら米国側の人的被害がゼロだったことを要因に、リスクオフだった市場ムードは一変し売りが膨らむ展開となった。今回の米国とイランの対立材料においての金買いの反応は、昨日がピークだったと判断している」と指摘した。
 白金はNY安を要因に3営業日続落。

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