ニューヨーク貴金属市況=金はリスク回避姿勢が後退し続落

2020/01/10 6:00:00

 9日のニューヨーク貴金属市場は、白金を除き下落。
 NY金は続落。トランプ米大統領は8日、イランが米軍駐留基地を攻撃したことに対し、「軍事力は行使したくはない」と報復攻撃に否定的が考えを示したうえ、イランの国連大使も「事態のエスカレートや戦争は追求していない」と強調したことを受け、中東情勢の緊迫化に対する懸念が後退したほか、中国商務省の高峰報道官は9日、劉鶴副首相が13〜15日にワシントンを訪れ、貿易協議の「第1段階」の合意文書に署名すると発表したことから、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な資産として買われていた金を売る動きが優勢となり続落となった。
 NY白金は米株価が史上最高値を更新したことに連れる格好で反発となった。

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