ニューヨーク貴金属市況=金はリスク回避姿勢が再燃し反発

2020/01/11 6:00:00

 週末10日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み上昇。
 NY金は反発。本日発表された昨年12月の米雇用統計で、景気動向を示す非農業部門就業者数と平均時給が市場予想を下回ったものの、失業率が約50年ぶりの低水準を維持したことを受け、個人消費を支える雇用情勢が確認されたとの見方が広がり、米株価が史上最高値を更新したことから、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全資産として買われていた金を売る動きが優勢となり、一時は3営業日続落となっていた。ただ、その後は米株価がマイナス圏に値を沈めたことに加え、米・イラン両国の軍事衝突の恐れが後退したとはいえ、米国が10日、イラン高官などに対して追加制裁を発表したことから、リスク回避姿勢が再燃し反発となった。
 NY白金は金やパラジウムの上昇に連れる格好で続伸となった。

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