ニューヨーク貴金属市況=リスク回避姿勢が後退し、金は反落

2020/01/14 6:00:00

 週明け13日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除き反落。
 NY金は反落。米メディアが関係筋の話として、米国が昨年実施した中国に対する「為替操作国」認定の解除を検討しており、近く公表する半期為替報告書の中で対応する見通しと報道。また、15日には米中貿易協議「第一段階」の署名が行われる見通しとなっていることから、米中対立が和らぐとの期待から、投資家がリスク選好姿勢を強めたため、安全資産としての「金」が売られる展開。一時1トロイオンス=1550ドルを割り込んだ。ただ、売り一巡後は安値拾いの買いが見受けられ、清算値(終値)では1550ドル台を回復した。
 NY白金は反落。米中協議進展期待などから、金相場が軟調に推移したことに連れて売られる展開。ただ、米株価の上昇を眺めて下げ幅を縮小した。

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