ニューヨーク貴金属市況=株高を眺めて、金は反落

2020/01/17 6:00:00

 16日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除き下落。
 NY金は反落。前日に貿易協議「第一段階」の合意文書に署名式を終え、目先の材料が出尽くしたとの思惑から、利益確定の売り物が先行する展開。本日発表された米経済指標が総じて良好であったことや、ニューヨーク・ダウ平均が連日の史上最高値更新となり、投資家がリスク選好姿勢を強めたため、安全資産としての「金」を売る向きも見受けられ、一時1トロイオンス=1550ドルを割り込んだ。ただ、積極的に売り込む動きにはつながらず、その後は1550ドル付近でもみ合う展開となった。
 NY白金は大幅反落。供給逼迫を背景に騰勢を強めるパラジウム相場に連れる格好で、一時1046.70ドルまで急伸した。しかしその後は利益確定売りが優勢となり上げ幅を削る展開。マイナスサイドに転落したことで、テクニカル売りが誘われ急速に下げ幅を拡大した。

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