ニューヨーク貴金属市況=金は反落も、中盤以降に下げ幅縮小

2020/01/22 6:00:00

 休場明け21日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除いて軟調。
 NY金は小幅反落。中国湖北省武漢市などで相次いで感染者が確認されている新型肺炎について、24日からの春節(旧正月)連休中に大勢の人が移動することにより世界中に感染が拡大するとの懸念が生じ、投資家のリスク回避姿勢が強まったことから、NY取引開始前の電子取引では安全資産とされる金が買われる格好。その後、NY取引が開始されると買われ過ぎ感などから一転して利益確定の売りが入って1550ドルを割り込む場面もあったが、取引中盤以降は新型肺炎への懸念などから再び買いが入って下げ幅を縮小する展開となった。
 NY白金は大幅反落。中国で多発する新型肺炎の世界的な拡大への懸念などを背景に、中国株価が急落したことから売り優勢の流れとなり、一時は1000ドルの節目を割り込んだ。

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