ニューヨーク貴金属市況=金は前日水準でのもみ合い

2020/01/30 6:00:00

 29日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は前日水準。前日から開催されている米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表や、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の記者会見を控えて模様眺め気分が広がる中、中国発の新型肺炎の拡大がもたらすリスク回避の金買いが見られる一方、米企業の好決算を背景に、米株価が堅調に推移していることでリスク回避姿勢が後退し、安全資産とされる金を売る動きが見られるなど、強弱材料が交錯し前日水準でのもみ合いとなった。その後の時間外取引でFOMC声明が発表されたが、大方の予想通り政策金利の据え置きとなったため、金への影響は限定的となった。
 NY白金は米株価やパラジウムの上昇に連れる格好で、一時は1000ドルの大台を回復したものの、その後は同水準を維持できなかったことに対するテクニカル売りに押され反落となった。

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