NY金は上伸、新型肺炎の拡大懸念を背景に

2020/02/03 8:29:38

 今朝のNY金は1590ドル台で推移。新型肺炎の感染拡大を受け世界経済の減速懸念が強まる中、安全資産に対する需要が高まり、金は上昇。対ユーロでのドル安をみた割安感からの買いも入り堅調に推移しています。
 世界保健機関(WHO)は30日、「緊急事態」を宣言。その後も感染者は増加し、米政府が中国本土への渡航中止を勧告したことを受け、米航空大手が当面の間、中国本土線全便の運航を停止する措置を発表。市場では、新型肺炎が、サプライチェーン(部品供給網)や観光、個人消費などに悪影響を及ぼし、米経済の成長鈍化を招くとの懸念が強まり、米株安ドル安が進行し、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比603.41ドル安の2万8256.03ドルで終了し、終値では昨年8月23日以来、約5カ月ぶりの下げ幅となりました。

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