ニューヨーク貴金属市況=金は一時1600ドルに迫るもその後反落

2020/02/04 6:00:00

 週明け3日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
 NY金は続落。新型肺炎の感染拡大が続くなか、春節(旧正月)明けの上海株式市場への警戒感から、アジア取引時間帯に一時1598.50ドルまで上昇、1月8日(1613.30ドル)以来の高値を付けた。その後は、上海株は大幅下落となったものの、市場では「想定の範囲内」との見方が浮上したため、過度の警戒感が後退し、次第に値を消す展開。欧米株の堅調推移や、米供給管理協会(ISM)が発表した1月の製造業景気指数は50.9と、前月の47.8(改定)から改善し、半年ぶりに判断の分かれ目となる50を上回ったことも圧迫要因となり、一時1570ドル台前半まで水準を下げた。ただ、取引終盤にかけては買い戻され、1580ドル台前半で推移した。
 NY白金は反発。欧米株式市場の堅調推移や、良好な米ISM製造業景気指数を眺めた買い物が先行する展開となった。

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