NY金は堅調、安値は買い拾われる動きに

2020/02/06 9:02:50

 今朝のNY金は1550ドル台後半で推移。新型肺炎のワクチンに関する報道に対し世界保健機関(WHO)は報道を重視しない姿勢を表明。中国の追加刺激策が肺炎拡大からの経済的影響を和らげるとの期待感から売られた後の安値は買い拾われる動きとなりました。
 なお、WHOはワクチンに対し研究と開発の優先事項を策定するために11─12日にジュネーブで専門家会合を開催する予定ですが、効果を確認し人体への影響を測る臨床試験は6月までに開始したいとの考えを示しています。通常はワクチンの開発には数年を要し、期間は短縮されていますが、現在の中国の移動制限などが経済へ与える影響の全容は不明。また、景気後退懸念に対して各国中央銀行が示す金融緩和姿勢は、金利を生まない資産である金にとっては支援材料となることもあり、米株高ドル高にも関わらず、NY金は堅調に推移しています。

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