東京貴金属市況=金が反落、白金は先ぎりのみ小幅続伸

2020/02/12 15:35:50

 12日の東京貴金属市場は、金が反落、白金は先ぎりのみ小幅続伸。
 前場の東京金は、11日のニューヨーク金先物相場が利食い売りなどで下落したことを受け、売り先行で始まった。その後はニューヨーク時間外と円相場が小幅な動きにとどまるなか、始値付近の狭いレンジで推移。後場は引けにかけて軟調に推移し、本日の安値圏で大引けた。市場筋は「新型肺炎に対する過度な警戒感が後退し日経平均株価が反発したため、ゴールドは売られた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が議会証言において、新型肺炎の感染拡大で米国に影響が及ぶ可能性には言及したものの、利下げの判断については時期尚早との見解を示したことも下押し要因。」と指摘した。
 白金は決め手材料難のなか前日水準近辺でもみ合い、先ぎりのみ小幅続伸して大引けた。

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