東京貴金属市況=金が当限を除き小反落、白金は続落

2020/02/25 15:40:30

 連休明け25日の東京貴金属市場は、金が当限を除き小反落、白金は続落。
 前場の東京金は、24日のニューヨーク金先物相場が新型肺炎の世界的な感染拡大への懸念を背景に上昇したことを受け、買い先行で始まった。その後、ニューヨーク時間外の軟化を眺めて水準を切り下げたが、売り一巡後は再び買いが優勢となった。後場はプラス圏で堅調に推移した後、引けにかけて利食い売りが膨らみ、結局当限を除き小反落で大引けた。市場筋は「荒い値動きだったこともあり、出来高は10万枚を超え大商い。利食い売りだけでなく、売り方が新規で仕掛けた感がある。新型肺炎の感染拡大は続いているが、金相場は一足早く過熱を冷まそうとする動きがみられた。今日の前場が、買い方の目先の利食い処だったと振り返ることになりそうなそんな一日だった」と指摘した。
 白金は続落。ニューヨーク安を眺め、マイナスサイドで取引された。

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