ニューヨーク貴金属市況=金は続落、一時1620ドル台

2020/02/27 6:00:00

 26日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除き下落。
 NY金は続落。前日の下落の流れを引き継いで、アジア取引時間帯序盤に一時1トロイオンス=1620ドル台まで下落した。しかしその後は下げ幅を縮小する展開。欧州取引時間帯にはプラス圏に浮上する場面がみられた。ただ、ニューヨーク取引開始後は、ニューヨーク・ダウ平均が大幅反発で始まったほか、1月の米新築住宅販売件数が予想を上回ったことで、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、安全資産としての「金」が売られる展開。再び1620ドル台まで下落した。しかし、ニューヨーク近郊でウイルス感染の疑い例が報じられたことで、米株価が値を消したため、金相場は下げ幅を縮小した。ニューヨーク州のクオモ知事は会見で「ウイルス感染の可能性27件の検査は全て陰性で、1件は結果待ちだ」と述べた。
 NY白金は続落。前日の弱地合いを継続する展開。米株価の反発で下げ渋る場面がみられたものの、上値は重かった。

関連ニュース(貴金属)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ