東京貴金属市況=金が大幅続落、白金は続落

2020/03/02 15:44:10

 週明け2日の東京貴金属市場は、金が大幅続落、白金は続落。
 前場の東京金は、先週末のニューヨーク金先物相場が金融市場の混乱を背景に投資家心理が冷え込む中で大きく値下がりし、為替相場も円高に振れたため大幅続落して始まった。その後は買い戻しがみられ下げ幅を縮小。後場は買い拾う動きもみられ、本日の安値圏から大きく戻す形で大引けた。市場筋は「荒い値動きだったこともあり、出来高は20万枚を超える大商いとなった。先週の高値を掴み投げを強いられた売りが一巡した後は、売り方が利食いに動き下げ幅を縮小させ、本日付けの日足チャートの長い下ヒゲを見た投資家の押し目買いもみられ、3桁安となったが安値圏からは外れた。新型肺炎の感染拡大は続いているものの、金相場は一足早く目先の上下を確認しボックス圏を形成することになりそう。5600円割れの水準なら買い方有利か。今日の前場が、目先の絶好の買い拾い局面だったと振り返ることになりそうなそんな一日だった。」と指摘した。
 白金も大幅続落後、買い戻しが膨らみ下げ幅を縮小させて大引けた。「金同様、白金も下ヒゲを伸ばしたことで買い方有利だ」と市場筋。

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